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次の旅行はどこに行く?旅行先の決め方 5つのステップ

次の旅行先が決まらない?場所のリストからではなく、自分の条件から始めましょう。5つのステップと無料ツールで、「どこでもいい」を予約できる短いリストに変えます。

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「次の旅行はどこに行こう?」と考えているなら、いちばん早い答えは、美しい場所を集めた新しいリストからは出てきません。答えは自分自身の条件から出てきます。変えられないこと(日程、予算、出発地、誰と行くか)を書き出し、合わない場所をすべて外して、残った3〜5か所から選びましょう。リストがここまで短くなれば、どれを選んでも良い選択になります。

この記事では、その旅行先の決め方を5つのステップで紹介します。どのステップも、すでに知っていることか、今日すぐ開ける無料ツールを使います。料金は Google Flights、安全と入国条件は自国政府の渡航情報です。最後にコピーして使えるチェックリストがあります。

「どこにでも行ける」がかえって難しい理由

選択肢が多いほど選ぶのが難しくなる、と考える人は多いでしょう。しかし研究の結果はそれほどはっきりしていません。2010年、3人の研究者が、公表・未公表を合わせた50の実験から63の条件をまとめ、合計5,036人の参加者のデータを分析しました。その結果、「選択過多」の平均的な効果はほぼゼロで、研究ごとの差が大きく、この効果を安定して引き起こす条件も見つかりませんでした(Scheibehenne、Greifeneder、Todd、2010年)。

つまり、世界にある国の数が本当の問題なのではありません。問題は、基準なしに選ぼうとすることです。旅行に何を求めているのかがわからなければ、リスボンとハノイを比べることはできず、どの選択肢も同じくらいありえるように見えます。以下の5つのステップでは、まず基準をつくるので、比較が簡単になります。

ステップ1:動かせない条件を書き出す

動かせない条件とは、目的地を見る前から旅行の形を決めてしまう事実のことです。1行に1つずつ書きましょう。

  1. 出発空港。 実際に出発する空港と、電車や車で行ってもよいと思える2つ目の空港。
  2. 日程。 出発できるいちばん早い日と、戻らなければならないいちばん遅い日。
  3. 日数。 移動日を含めた日数。
  4. 予算。 旅行全体でひとつの金額。たとえば1人あたり €1,200 で、航空券、宿泊、食事、現地の交通費を含みます。
  5. 同行者。 1人、カップル、友人と、または子ども連れ。これによって部屋のタイプ、旅のペース、合う場所が変わります。
  6. 「絶対にNG」リスト。 どんなに完璧な場所でも受け入れないこと。よくある例は、相部屋のドミトリーはNG、9時間を超えるフライトはNG、自分で運転するのはNG、信頼できる評価を下回るホテルはNG、などです。

「絶対にNG」リストには正直になりましょう。ほかのどのステップよりも多くの場所を外してくれますが、いちばん飛ばされがちなステップでもあります。

ステップ2:旅行の目的を決める

次に、この旅行に求めるものを点数化します。冒険、グルメ、文化、自然、ビーチ、ナイトライフ、写真という少数のテーマについて、1(自分向きではない)から10(全力で楽しみたい)までで評価します。全部に高い点をつけないでください。すべてが9点なら、何も選択の手がかりになりません。

そのうえで、いくつかの「どちらを取るか」という質問に答えます。本当に大切にしていることが見えてきます。

  • 一生忘れられないものを見るためなら、12時間の移動を受け入れますか?
  • Wi-Fi のない1週間を楽しめますか?
  • 同じ金額なら、ワンランク上の5日間と、ゆっくりで安い10日間のどちらがいいですか?

いちばん点数の高い2つのテーマを、条件の横に書きましょう。「グルメ9、自然8、予算 €1,200、7日間、長距離フライトなし」と書くだけで、すでに少数の場所に絞られています。

ステップ3:実際に行ける場所を確認する

料金によって何が可能かは変わります。だから、ある場所を好きになってしまう前に料金を確認しましょう。Google Flights にはそのための機能があり、目的地を決めていなくても使えます。

  1. Google Flights を開き、出発空港を入力します。ヘルプページによると、人気の目的地のリストや世界地図をクリックして目的地を探すこともできます(Google トラベル ヘルプ)。
  2. カレンダーをクリックします。日ごとのフライトの合計最安値が表示されるので、期間内のどの日が安いかがわかります。
  3. 日程が柔軟なら、価格グラフを開きます。Google はこれを、月ごとや週ごとの料金の傾向を調べる方法として説明しています。「空港」オプションでは別の空港の料金も表示されるので、ステップ1で2つ目の空港を書いた場合に役立ちます。
  4. 「最安」タブは注意して見てください。Google によると、そこに出る安い結果には、乗り継ぎ便の間で自分で荷物を移す必要がある、往路と復路で同じ都市の別の空港を使う、といった代償がともなう場合があります(Google トラベル ヘルプ)。

覚えておきたい限界が2つあります。Google によると航空券の価格はおよそ24時間に1回更新され、結果には利用可能なすべての料金が反映されているとは限りません。これらのツールで行ける場所を確認したら、支払いの前に航空会社や旅行会社のサイトで実際の料金を確かめましょう。

航空券が予算内に収まり、旅行の残りに十分なお金が残る場所をすべて書き出します。リストは10か所程度にとどめましょう。

ステップ4:安全面や入国条件を満たさない場所を外す

選ぶ前に、各場所を自国政府の公式な渡航情報で確認します。英国のパスポートを持っている場合、GOV.UK が226の国と地域について、入国条件、安全・治安、健康に関する情報と警告を掲載しており、1か国またはすべての国についてメール通知に登録できます(GOV.UK 海外渡航情報)。ほかの国も自国民向けに同じような情報を公開しているので、自国政府のサイトを使ってください。

警告だけでなく、入国条件のページも読みましょう。たとえば GOV.UK のポルトガルのページには、ポルトガルはシェンゲン協定のルールに従っており、パスポートの発行日と有効期限の両方に条件があると書かれています(GOV.UK ポルトガル入国条件)。同じページには、入国のルールを定めて運用するのは渡航先の当局だとも書かれているので、ルールが自分にどう当てはまるかわからない場合は、その国の大使館に問い合わせてください。

間に合うように取れないビザが必要な場所や、先にパスポートを更新しなければならない場所は、ここでリストから外します。予約してから気づくよりずっとましです。

ステップ5:短いリストから選ぶ

ステップ1〜4を終えると、3〜5か所が残っているはずです。どれも日程、予算、興味、ルールに合っています。もう間違った答えはなく、あるのは選択だけです。選び方の例をいくつか紹介します。

  • 上位2つのテーマで比べる。 ステップ2でいちばん点数の高かった2つのテーマについて、各場所を10点満点で採点し、合計します。
  • 1か所につき信頼できる情報源を1つ読む。 地元の観光局のページや最新の渡航情報のページを読み、まとめ記事を10本読むのはやめましょう。
  • 運に任せて、自分の反応を見る。 最後の2つでコインを投げます。結果にがっかりしたなら、本当に行きたかったのがどちらかがわかったということです。

あとは、いちばん変更しにくい部分、たいていは航空券を予約し、残りはそのあとで計画しましょう。

絞り込みを代わりにやってくれるツール

このリストを手作業でつくりたくない場合は、Pacix Labs のプロジェクトである Random Travel が同じ順番で進めてくれます。出発空港、同行者、旅行の長さ(最長1か月)、日程、予算を入力します。7つのテーマを1〜10で評価し、「どちらを取るか」の質問に答え、「絶対にNG」リスト(ドミトリーなし、9時間以上のフライトなし、自分での運転なし、評価8.0未満のホテルなし)にチェックを入れます。まずプロフィールに合わせて可能な旅行を絞り込み、そのあとで1つを選びます。どのくらい驚きたいかも設定できます。

ページには限界がはっきり書かれています。これはインスピレーションであって予約システムではなく、料金、ホテルのタイプ、ルートは推定です。どのリンクも、Google Flights、8.0以上で絞り込んだ Booking.com、電車やバスを調べる Google Maps で実際の検索を開くので、支払い前に本当の料金を確認できます。ページには利用料金の表示はなく、早期アクセス用の任意のメール登録が用意されています。

この記事の手作業の方法でも、ノートと Google Flights があれば同じ結果になります。自分の計画の立て方に合うほうを使ってください。

チェックリスト:次の旅行はどこに行く?

  • [ ] 出発空港と、行くことのできる2つ目の空港
  • [ ] いちばん早い出発日といちばん遅い帰着日
  • [ ] 日数
  • [ ] 1人あたりの総予算
  • [ ] 誰と行くか
  • [ ] 「絶対にNG」リスト
  • [ ] 主なテーマの1〜10の点数(最高点は2つだけ)
  • [ ] Google Flights の地図とカレンダーで見つけた、行ける場所10か所
  • [ ] 各場所を自国政府の渡航情報と入国条件で確認済み
  • [ ] 残った3〜5か所と、選んだ1か所
  • [ ] 支払い前に航空会社や旅行会社のサイトで実際の料金を確認済み

よくある質問

次の旅行先はどうやって決めればいいですか?

まず動かせない条件を書き出します。出発空港、日程、日数、予算、誰と行くか、そして絶対に受け入れないことです。次に旅行に求めるものを点数化し、自分の予算で行ける場所を確認し、安全面や入国条件を満たさない場所を外し、残った3〜5か所から選びます。

予算内でどこに飛べるかを表示してくれるツールはありますか?

あります。Google Flights では、人気の目的地のリストや世界地図から目的地を探せ、カレンダーで日ごとの最安値を確認でき、日程が柔軟な場合は価格グラフも使えます。ヘルプページによると、価格はおよそ24時間に1回更新され、結果にすべての料金が含まれるとは限りません。

今、旅行を避けるべき場所はどこですか?

選ぶ前に、自国政府の公式な渡航情報を確認してください。英国のパスポートを持つ人向けには、GOV.UK が226の国と地域について、安全、入国条件、健康に関する情報を掲載しており、変更があればメールで通知を受け取れます。

選択肢が多すぎると旅行先を選ぶのが難しくなりますか?

必ずしもそうではありません。50の実験、5,036人を対象にした2010年のメタ分析では、選択過多の平均的な効果はほぼゼロで、研究ごとの差が大きいことがわかりました。リストを短くするだけより、明確な基準を持つほうが役に立ちます。

出典